アルパ&モモコの日記

南米の民族楽器「アルパ」(ハープ)を演奏、教えています。 愛娘犬のちっちゃいプードル、モモコの日記も親バカ全開中!

2015年07月

メキシコシティのマリアッチ広場で見つけた、アルパを弾く
女神様の像を発見。
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パラグアイでは、サンタ・セシリアという女神が音楽の神様でした。
メキシコも同じなのかも?

ベネズエラ、コロンビアの国境にまたがる大平原では、
アルパ・ジャネーラと呼ばれるアルパが演奏されています。
日本ではほとんど紹介されることのない音楽のジャンルですが、
アルパ愛好家の中にはパラグアイのアルパ曲同様、
好んで聴く人もいると思います。もちろん私もその一人です。

過去に、CDにも何曲かアルパ・ジャネーラで録音しましたが、
こちらの曲タイトルも日本語訳に困るものがたくさんありました。
例えば、3枚目の`CDに入れたEl Gaban。
辞書には、外套、コートとあるのですが、どう考えても訳が変です。

有名なSeis por derechoは、このまま直訳すると「まっすぐによる6」。
これではまったく意味が通じません。コロンビアのアルパの先生に意味を
訊いても、特に意味はないから、と言われ・・・

定番曲のZumba que zumbaも直訳だと訳がわからず、
意味を訊いても何がなんだかさっぱり??

もう少し、現地で音楽とスペイン語を勉強しないといけませんねぇ・・・

アルパ曲の原題は、多くがスペイン語です。
有名な曲で、すでに日本語の題名がついている曲、
固有名詞や分かりやすい単語が題名になっている曲は
いいのですが、困るのが、パラグアイのアルパ曲に多い
グアラニー語のタイトル。

現地で好んで演奏される、「Anivena upeicha Yoly」。
パラグアイの有名アルビスタ、ルイス・ボルドンと作曲家の
オスカル・サファンの共作です。Yolyは、ギター奏者の
ジョリー・サンチェス、Anivena upeichaはグアラニー語。
(私はグアラニー語はまったく分かりません)

直訳すると、「そんなことしないで」のような感じらしいのですが、
意味が分かっても、日本語で、しかも曲名らしくタイトルを
つけないと・・・。

せめて、歌詞があれば、曲を通じて何を表現したいのか
分かるんですが。

例えばこんなのも。
N~a seve(Nの上に~が乗っかってます)
日本語の発音だと、ニャセべ。訳は、セべおばちゃん(らしい)。
グアラニー語のままではタイトルにはイマイチ、日本語にすると
さらに酷くなり(+_+)

グアラニー語の辞書も持ってはいますが、語彙が少なすぎて
ほとんど役立たず。

名曲「Mi dicha lejana」。直訳は「私のはるか昔の幸福」ですが
これを昔のLPレコードで、「はるけき恋路」と訳されていました。
せめて、私にこんな風に言葉を使えるセンスがあれば~(/_;)

という訳で、上のグアラニー語の2曲の日本語訳タイトル、
いいのがあったら教えてください。

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