エンリケとありさちゃんが彼らのつてをつたって
何とパラグアイ副大統領のルイス・フェデリコ氏との
直接の面会をとりつけてきました!

私達も誘ってくれたので、早速皆で面会に行きました。
すぐに会って下さって私達のチャリティーコンサートと
日本への出来る限りの支援を約束してくださいました。

緊張の中、大体理解した副大統領のお言葉です。

「われわれは今までどれだけ日本、日本人に
助けられて来たことでしょう。日本の一番の友人国として
出来る限りのことをしたいと思っています。
今現在日本の様子を聞かせてください。何が必要ですか?
何が望みですか?」

もう涙が出そうでした。パラグアイでは日に日に日本の報道が
減っていますので、中には日本はもう大丈夫だね、と
言ってくる人もいます。
素晴らしい気遣いだと思いました。今までは「何でも
手伝えることがあったら言って」とたくさんの人に言われましたが
日本の現在の状況をふまえて何が必要かをたずねてくれた
方は副大統領が初めてです。やはり国の上に立つ人間は
違います。

感涙していても仕方ないのでその日の朝NHKのニュースで
やっていた水の汚染、買占めによるミネラルウォーターの不足、
それによって困っている人の話、を具体的にしました。
とても心を痛めてくださっている様子でした。

正直色々な思惑のある政治に関わる人々に援助を
訴えていいものか悩みましたが、好意による心からの申し出と
信じたいですし、それがもし政治的に利用されたとしても
最終的には援助が実現すれば、私達の微々たる金額の
義援金よりももっと大きな必要な支援が得られるはず、
そうなって欲しいです。

パラグアイ政府に私達から出来る事はやりました。
あとはどう動いてくださるかは彼ら次第です。

「何が望みですか?」
安心、でしょうか・・・