アルパ&モモコの日記

南米の民族楽器「アルパ」(ハープ)を演奏、教えています。 愛娘犬のちっちゃいプードル、モモコの日記も親バカ全開中!

2011年03月

昨日のApa(パラグアイ音楽家協会)の「利益の10%を
払って」という通達に何とかそこを勘弁、または安くして
もらうためにApaの会長に直談判に行きました。

幸運なことにすぐに面会していただいて、事情を話したら
「そういう趣旨のイベントならもちろんお金はいりません」
「日本は私達パラグアイの一番の友人であり、たくさんの
援助もいただきました。日本人は誠実でやさしく、
忍耐強く、世界のお手本になっている」とまた嬉しいお言葉。

ここまでパラグアイで日本人の評判がよいのは
ひとえに現地に根を下ろして、農業などを中心に
こつこつと働いてパラグアイの国を豊かにしてきた
移住者、日系人、現地在住の日本人、海外青年協力隊
(JICA)等の方々のおかげです。

私達が今日本のために、と色々動いていることの大部分が
(今の時点では)うまく運んでいるのも、彼らの努力と
長い時間をかけて築いてきたパラグアイ人との信頼関係が
あるからです。私達はその恩恵を受けている、または利用
しているだけで実際は自分達では何も出来ていないのかも
知れません。

パラグアイの国のために私は個人的に今まで何か
したでしょうか?ご存知の通り、パラグアイはあまり
豊かな国とは言えません。道でお金を求める貧しい
子供に硬貨をあげたり、自分や家族の着なくなった
洋服を寄付したり。でもそれは本当の助けになって
いるでしょうか?

パラグアイの貧しい家庭の生活レベルは悲惨です。
貧しい人が病気になってしまったら満足な医療も
受けられません。それに体や心に障害のある人、
孤児、貧民街。
以前、水道も電気も来ていない村に行ったことが
あります。一泊で逃げ出しました。
この国の少なくない人が助けを必要としているのに
ここで集めたお金を日本に送っていいのでしょうか?
(作物はよくとれるようなので餓死はないようですが)

大体の人はチャリティーコンサートに好意的です。
でも中には「日本はお金持ちなのに何故ここでお金を
集めるの?物価の低いこの国で集めるお金なんて
日本にとったらスズメの涙にもならない」と言う人も
います。本当にその通りだと思います。
自分達のやっている事が無意味に感じる瞬間です。

どう考えたらよいでしょう?

チャリティコンサートはもう後戻りできないところまで
進んでいます。もちろんこのまま突き進みます。

たまには考えることも必要?

今日は朝からエンリケとありさちゃんと私の生徒の
四人で宣伝活動に奔走しました。

まずは地元アーティスト協会AIE(Artistas Interpretes o
Ejecutantes)の年に一度の総会が幸運なことに
あったので、そこで日本の惨状を説明してコンサートの
告知、今後のチャリティへの協力を仰いできました。
aie3
aie2
テレビでの宣伝よりは自分の言葉で伝えられたと思います

aie1
知り合いが何人かいたので、またもや色々と助けて
いただきました。来日経験のあるGrupo Cantaresも
協力を申し出てくれました。

飛び入りで話をさせてもらったのにお昼まで
ご馳走になってしまった私達です。
皆さん優しかったです、ありがとうございました。
食事


次は大手新聞社のUltima Horaに記事に
取り上げてもらえるようエンリケが交渉。
こちらも快諾していただいて私達の写真まで
載せてもらえることになりました。
(化粧っ気なしで、暑さの中歩き回ってドロドロヘトヘト状態
だったので、写真を見るのがちょっと怖いです・・)
P1030089


実はちょっとした問題に困っている私達。
パラグアイにはApaというアーティストの集まりでつくられた
協会、著作権協会のようなものがありますが、この
Apaが、なんとコンサートの収益金の10%を
支払え、と言ってきたのです。
義援金集めのためのチャリティであることを説明してもダメ。

10%はさすがに多すぎます。それに私達はApaの
会員ではないので何の恩恵も受けていません。
ましてや今回は報酬は皆無なのに・・・
物価の低いパラグアイではただでさえ高額の義援金
集めは望めません、そこからさらに10%バックは
あまりにも無慈悲ではないですか・・・

さすがに納得いかないので事務所に向かうも
会長はお留守。明日の朝、出直しです。

善意の強要はできません。こういう問題が起こることも
覚悟していましたが、何とか私達の意向を
汲み取ってもらえるよう話合ってきます。

チャリティーコンサートを決めたのはよいのですが
本番まで二週間足らず。もうとにかく何が何でも
宣伝しなきゃ、ということで昨日の日曜日、友人に
頼んで地元の2チャンネルの音楽番組で
宣伝させてもらうことにしました。
canal2
2チャンネル、レッド・グアラニー

スタジオ2
生放送でまったく何の説明もないまま番組放送開始。
二時間の番組の中で、私はどのあたりで出るの??と
不安に思っていたらイキナリ呼ばれてしまいました!
心の準備が!!!頼むから前もって段取りを説明して~

スタジオ①
「・・・ブレてしまいました、スミマセン」一緒に来てくれた
生徒さんの弁。いやいやハッキリ写ったら恥ずかしいし
みっともないからこれくらいでいいよ。

前の日の夜からスペイン語の辞書とにらめっこで
アレコレ言うこと考えていたのに、その半分も言えなかった、
というより緊張のあまり何喋ってたか覚えてない!!
顔は真っ赤になってくるし、色々伝えたいあまりつい
早口になっちゃって司会の方に「落ち着いて、皆助けるから
大丈夫だよ」と言われる始末。ああ自己嫌悪。
もういい、自分の恥は。とにかく宣伝しなくっちゃ。

私一人緊張で焦っていましたが、司会の方がたーっぷり
宣伝してくれました。さらに「来週も詳細を伝えに来てね」、
「ええぇぇぇ、また恥かくの??」はぁぁ、憂鬱。来週は
エンリケとありさちゃんに一緒に来てもらおう、
一人じゃ荷が重すぎる・・
スタジオ3
コンサートの紹介が終わって、隣に座っていた女の子が
「日本の皆さんのためにカレタ・グイを演奏します。彼らは
この曲が好きだと聞いていますので」
ありがとう!!彼女も緊張していましたが、それでも一生懸命
弾いてくれました。感激。

実はこの日の前夜、セントロでセサル・カタルドの新しいCDの
お披露目コンサートがありました。ありさちゃんとエンリケが
私達のチャリティーコンサートの告知をお願いしたらしく、
こちらでも司会の方がしっかりと宣伝してくれました。

私達は客席にいましたが、場内に日本人がいることを
皆知っているわけでもないのに、「日本はいつも私達を
援助してくれました、皆で日本を応援しましょう!」と
司会の方が言ったら会場に大きな拍手が起こりました!
鳥肌が立ってジーンときました。皆さん、ありがとう、
本当にありがとう。
セサル

もちろん日本は立ち直りますとも!ガンバロウ、日本!


オマケ
宣伝させてもらった番組にはセルソ・リべロスも
来ていました。彼のスタジオ到着はなんと放送開始の
五分前!!ちょっとそれひどくない?
と思ったら、やっぱり司会者にイジられていました。
IMGP0197
でも余裕でいいよね・・・私なんて1時間以上も前に到着して
ドキドキしながら資料と辞書とにらめっこしてたんだから。
ちなみに左の歌手の方、顔がリチャード・ギアに似てる~。
でも体形がパラグアイだ・・・・










私がパラグアイで何か日本のためのイベントを、という
話をどこからか聞いたアルパ奏者のエンリケ・カレーラと
松木ありさちゃんから連絡をいただきました。
三人で日本のために何かやろう、ということで
チャリティーコンサートを企画して、ここ数日手分けして
場所を探していました・・・が

急なことだし、なるべく多くの人が入る場所を
探したい・・・でもどこももう日にちは埋まっちゃってる。
困った~と思っていたら、エンリケとありさちゃんから
「アスンシオン市のとなり、フェルナンド・デ・ラ・モーラ市立
劇場が借りれるみたい、と連絡があって
早速行ってきました。
交渉中
ただいま交渉中。

写真を撮り忘れちゃいましたが、ここの劇場は広いし
アスンシオンにも近い、場所も便利、ということで即決。
あとはエンリケが頑張って交渉、瞬く間に企画書を
作り上げて、市長さんに無料で劇場を貸してもらえるように
直に訴えに行きました。

フェルナンドの市長さんと
市長さんは「日本のためならもちろん」と快諾して
くださいました。本当にありがとうございます!
(写真中央がフェルナンド・デ・ラ・モーラ市長の
エドガー・ラモン・ビジャルバ氏です)

ようやく場所と日時が決まりました
3月31日(木)19時~
日本へ義援金をおくるためのチャリティーコンサート(仮名)
入場料は25000グアラニー、日本円で約500円強です。
収益金の全てを在パラグアイ日本大使館が開設したばかりの
義援金の口座に寄付する予定です

フェルナンド市立劇場
こちらが劇場正面。1000人くらい収容できる、との
お話だったので、もうこうなったら満杯を目指します。
会場で別途寄付も募ります。

会場、日時が決まったので、今まで心配して協力を
申し出ていてくれていた友人の音楽家達に三人で
手分けして連絡。アッという間に20組ほどの
音楽家(アルビスタや歌のグループ)の参加が
決まりました。

とりあえず今決まっているアーティストの方々は
Nicolas Caballero              Quemil Yambay
Martin Portillo                  Sajonia4
Marcelo Rojas                   Myriam Velazquez
Rito Pedersen                   Celso Riveros
Marcos Lucena                  Americanta 
Dionisio Piririta Aguayo      Los Alfonso
Hermanos Colbalan           Rosana Ovelar 
Mirta Noemi
です。司会も決まりました。

本当に有難いです。皆心から日本を心配して応援しています。
まったく日本にゆかりのないアーティストもいます。
「とにかく日本に来たことがなくても、現地のパラグアイ人を
たくさん呼べる人を紹介してほしい」
いささか勝手ではありますが・・・とにかく人を集めないと、
と訴えたらすぐに連絡して協力をとりつけてくれました。

残った一番の課題は集客です。
なにしろ私は外国人、それも旅行者ですから、今回は。
でも頑張りますよ。

今日も午前中にかなりの人に告知できました。
こういうものが広がるスピードが日本と全然違う!早い!

もしこのブログを見た方で、パラグアイに知り合いが居る方、
どうぞコンサートの告知にご協力をお願いします。

※もしこのブログの内容、写真をご覧になって
 「日本が大変な時に」と感じる方がいたら
 お詫びいたします。






パラグアイにいる間、私にも何かできることを。
現地の音楽家にたくさん友達がいる、ということしか
私にはないので、彼らに協力を頼んでこちらで
チャリティーコンサートを企画しています。

とにかく演奏者の出演のお願いから場所の確保等々、
やることが山積みのうえ、時間もない~
外国の土地でどれだけのことができるか、私にも
まったく想像もつきませんが・・・・

ありがたいことに、とても親日家のパラグアイでは
瞬く間にたくさんの音楽家達が協力を申し出てくれました。
日本に来日したことのある人はもちろん、彼らが
人を集められる現地のアーティストを紹介してくれています。
私の他にもパラグアイ政府やJICA、こちらに住んでいる
日本人や日系人の方々主催のチャリティーイベントが
続々と立ち上がって来ています。私もできるだけたくさん関わって
行こうと思います。

海外にいると日本人の素晴らしさが本当に良く分かります。
外国の人も日本人の冷静さ、誠実さ、高潔さをよく分かっています。
心から日本を助けたいと思い、痛みを分かち合いたいと思っている人が
こんなにいるんだ、ということを伝えられたら、と思います。

パラグアイは豊かな国ではありませんから、集まる募金額は
莫大、というわけにはいかないと思いますが、気持ちはたくさん
届けます。こちらのブログで色々詳細を載せていきます。

皆さま、大変な生活が続いていると思いますが
どうかどうかお体に気をつけてください。

パラグアイでも駆け巡っています。
時差ぼけで早朝に目が覚めてしまって
ニュースをつけたら日本が大変なことに
なっていて本当にビックリしました。
阪神大震災のときもパラグアイにいたので
まるで悪夢のデジャブーです・・・

被害が酷いようですが、人的な被害が最小限に
なるようにとにかく祈るのみです。

人も荷物もパラグアイに着きました(^∀^)
それにしても蒸し暑い・・・そして眠い・・・
時差ぼけを少しでも軽くするため、とりあえず
これから寝てみます。眠れるかなぁ・・・?

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